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T-con 2003 FAQ よくある質問

SF大会って何?

T-con 2003 FAQ

 T-con 2003について、よくある質問をまとめてみました。ほかに、何か知りたいことがございましたら、実行委員会までおたずね下さい。

Q1.キャンセルはできますか。

 参加費のうち、ホテルの宿泊費相当分については、旅行会社の約款に従います。大会会費相当分については、「公式出版物購読登録」への切り替えとさせていただき、差額のみ払い戻しをおこないます。

Q2.私は高校生ですが、一人で参加できますか。

 歓迎します。中学生以上の方は個人参加で登録していただけます。ただし、18歳未満の方は申し込みの際に保護者の方の承認が必要です。

Q3.一人で参加しても大丈夫なのでしょうか。

 お一人様でも安心して遊べるのがT-con 2003です。宿泊は相部屋(もちろん同性)になりますが、企画自体は存分に楽しんでいただけると思います。

Q4.小さな子供を連れての参加は出来ますか

 歓迎します。お子さま向けの企画としてキッズコンなども用意されます。

Q5.家族・友人で一部屋使いたいのですが。

 一部屋の定員が5〜7名となります(小学生以上)。グループの人数がこれに満たない場合は追加料金が発生します。詳しくは3ページ以降をご覧ください。

Q6.1泊だけ参加したいのですが、可能ですか。

 可能です。詳しくは3ページ以降をご覧ください。

Q7.いま日本にいないのですが、参加申し込みは出来ますか。

 歓迎します。プログレスなどの配布物も(少し時間はかかりますが)送らせていただきます。

Q8.日帰り参加は出来ますか。

 誠に申し訳ございませんが、T-con 2003は宿泊を前提とした大会です。日帰り参加は受け付けておりません。

Q9.当日参加受付はありますか。

 現時点ではお答え致しかねます。ただ、ホテルの定員もございますので、事前の申し込みをおすすめいたします。

Q10.参加費に食事代は含まれていますか。

 土曜日の夕食、日曜日の朝・夕食、月曜日の朝食の計4食については、参加費に含まれています。それ以外の飲食につきましては、個人負担になります。

Q11.最寄り駅はどこですか。

 東北新幹線・那須塩原駅もしくは、東北本線・西那須野駅になります。どちらからも塩原温泉までのバス便がございます。(東京駅・新宿駅からのバス便「もみじ号」も合わせてご利用ください)

Q12.車で行きたいのですが、駐車場はありますか。

 計500台以上収容できる駐車場がございます。

Q13.コスプレは出来ますか。

 基本的に可能です。ただし、貸し切りの棟以外には一般のお客様もいらっしゃいますので、社会通念からはずれない範囲でお願いします。詳しくは今後のプログレス・レポートをご覧ください。

Q14.どんなゲストが来るのですか。

 現在、鋭意交渉中です。今後のプログレス・レポート、公式サイトでお伝えしていきます。お楽しみに。

Q15.企画を持ち込みたいのですが。

 ありがとうございます。T-con 2003では、皆さまからの持ち込み企画を募集しています。詳細は5ページに掲載されている「企画の持ち込みの方法について」をご覧ください。

Q16.お酒は飲めますか。

 あいにく下戸でして。いやいや、2001年のSF大会に四斗樽を持ち込んだ我々です。存分にお楽しみいただけると思います。

Q17.風呂は24時間入れますか。

 もちろんです(ただし清掃時間を除く)。お風呂は三つございますので、是非お湯巡りをお楽しみください。

Q18.露天風呂はありますか。

 大変由緒正しい(実はホテル本体より歴史がある)露天風呂が併設されています。

SF大会って何?
SF Convention and now!

 皆さんは、実際にSF大会に参加されたことがありますか? このページをお読みになっている方のなかには「SF大会ってなに?」という人もいらっしゃるでしょう。そんな方に向けてSF大会についての基本的な事柄をまとめてみました。SF大会の歴史や運営に関することもわかる内容になっています。
 一つ質問をします。あなたは、小説・マンガ・ゲーム・映像作品など、様々なメディアに広がるSFやファンタジー系の作品はお好きですか?
 少なくとも、この案内書を手に取られた多くの方のお気に入りのマンガやゲームの中に、1本や2本、場合によっては100本や200本、このジャンルの作品がおありのことでしょう。
 では、次の質問。あなたは、そういった作品の話題で、誰かと話をしたことはありますか?
 学校の休み時間に、仕事が終わって飲み屋で、アンニュイな昼下がりにお気に入りのカフェーで……。いろんなシチュエーションはあるでしょうが、みなさん、一度や二度、お気に入りの作品の話で盛り上がった経験はお持ちのことと思います。
 その昔、今から50年以上前、第二次世界大戦の後にアメリカのSF小説が日本に紹介され始めた頃の話です。あるSF小説のファンが、もっとそういう話をしたいと思いました。偶然に同好の士が現れるのを待っているのではまどろっこしい。そうだ、同じようにSFの好きな人を集めて、話をしよう。そう思い立ったその人は、新聞や文芸雑誌の告知欄等にSFの話の出来る仲間を集める旨の告知を打ちました。これが、SFファングループの始まりです。日本全国で、同時多発的にいくつかのファングループが誕生し、SFの話の出来る仲間が集まるようになりました。
 やがて、同じ町の仲間ばかりではなくもっといろんな仲間と話し合いたい、意見を交換したいと考える人たちが増えてきて、会報・会誌といったものが出されるようになります。本格的なサークル活動、SF同人の時代の幕開けです。
 そのころ、まだあまり量がなかった日本のSFを読み尽くして、既にSFの出版が盛んだったアメリカのファンとコンタクトを取り、雑誌を譲り受けたりしていた何人かの先駆者的ファンがいました。アメリカのファンの招きで渡米したそうした先達がその時に参加したのがアメリカを中心に毎年開催されている世界SF大会(ワールドコン)。それをお手本として、日本SF大会は産声を上げました。1962年のことです。
 それ以来、SFファン最大のお祭りである日本SF大会は、毎年1回のペースで開催される年次大会として、連綿と続いています。
 
●何をしているの
 よくSF大会を説明する時に、学園祭のようなものだという喩え方をします。学園祭には、まじめなサークル活動の結果を発表する人々もいます。模擬店やゲーム屋台を出す人もいます。それを見て回って楽しむ人もいます。予定コース通りに行動することを強制される訳ではなく、並立する様々な模擬店や展示室やステージを、自由に見て回ります。
 SF大会も同じような感じで、一コマ1〜2時間のものから終日続くものまで、様々な企画が並行して催されています。一番大きいのは、日本SF大会の成立要件の一つとしてもあげられている『星雲賞』の授賞式でしょう。このほか実行委員会が用意する企画、参加者から持ち込まれる企画。それを自由に参加者が見て回り、講演を聴いたり、熱く意見をぶつけ合ったり、作家や漫画家などの送り手と話す機会があったり、いろいろな楽しみ方が出来るので、何をしようか迷うほどです。
 
●誰が運営しているの
 日本SF大会は、基本的に、その運営のために設立される実行委員会が運営します。実行委員会は、日本SFファングループ連合会議という機関に諮り、その承認を得て大会を開催します。
 ファングループ連合会議は、SFファン活動を行うサークルの相互連絡機関として創設されました。その大きな使命はSF大会の開催承認と共に、日本最大のSF文学賞の一つである『星雲賞』の決定と授与があります。連合会議の総会は、毎年の日本SF大会で開催され、その時に2年後の大会が承認されます。
 
●どうやって参加するの
 日本SF大会は、参加者に特に資格を設けていません。参加したいと思い、参加費を支払って申し込めば、どなたでも参加できます。参加費で会場代その他全てをまかなっているために、日本SF大会という遊び方は少々高価なものに感じられるかもしれません。しかし「参加してみると費用分以上に楽しかった」という意見を多く聞きます。
 
●どんな感じなのかなぁ
 今回のT-con 2003では、SF大会のなかでも「リゾートコン」と呼ばれるタイプのコンベンションを目指しています。これは、都市のホテルやホール、貸し会議室を使って行うタイプの「都市コン」と並ぶ言葉で、リゾート地のホテルを借りて、その施設などを会場として使うタイプです。多くの場合、宿泊と一体になっており、全員合宿型のものが多いようです。
 T-con 2003は、大型温泉ホテル2棟を借り切る予定です。この中は、2泊3日の間、延べ40時間にわたってSF漬け。まさに『寝ても覚めてもSF大会』なのです。
 

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