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本格的温泉地でのSF大会 |
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2003年の夏、日本中のSFファンが待っているビッグ・イベントT-con 2003。その会場となるのは、栃木県塩原町。名湯塩原温泉の中でも最大級の巨大温泉ホテル「ホテルニュー塩原」です。 9世紀初頭に湧湯が発見されて以来、約1200年という、悠久の歴史を誇る塩原は、箒川沿いの渓谷に広がる温泉地です。渓谷を下るとその先には雄大な那須高原。首都移転の候補地にも上げられた緑の高原地帯が広がっています。この栃木県北部は、鉄道・高速道路などの整備も進み、首都圏からの距離が手頃なことと相まって、人気の観光地となっています。 この「ホテルニュー塩原」で、2泊3日のゆったりとSF大会を楽しむ。それがT-con 2003です。温泉旅館で二連泊、普通でもなかなか機会のあることではありません。しかも、泊まっているのはみんなSFファンなのです。会社や学校ではなかなかできない(かもしれない)SFの話を、心ゆくまで語り合える絶好の機会です。 |
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誰もが気軽に参加できるSF大会を実現するために |
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今回のSF大会を構想するにあたって、実行委員長・熊倉晃生の頭の中には常に一つの言葉がありました。それは、「誰もが気軽に参加できるSF大会」を目指して、参加する方々の負担をとにかくできるだけ軽くしたい、ということです。 |
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1.リーズナブルな費用設定です | |||||
私たちはまず第一に、大会の参加費・宿泊費をリーズナブルな範囲に収めるべく努力いたしました。 ここ数年のSF大会は、企画の質的・量的な向上にともなって運営に要する経費も膨らむ傾向があり、2日間の会期で約17,000円前後の参加費を要するようになっています。これに1泊2日の宿泊費(約12,000〜18,000円)を加えると、トータルで約30,000〜36,000円程度が必要になります(交通費・食事代等は除く)。 私たちT-con 2003では、塩原という地の利を生かして2泊3日(夕食2回、朝食2回付き)で40,000円という参加費・宿泊費を設定いたしました。もちろん、企画内容は合宿大会ならではのものを含めて、質・量ともにこれまでの大会に勝るとも劣らないものをご用意いたします。 さらに、参加費用のお支払いにあたってもお得な「積み立て方式」を設けています。 日本有数の温泉にゆっくり浸り、豪華パーティーの料理に舌鼓を打ち、心ゆくまでSF漬けになってこのお値段。はっきり言って、お値打ちです。 |
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2.申し込み方法はお好み次第 | |||||
そして第二に考えたことは、参加申し込みの方法をご都合に合わせて選択していただけるようにすることです。 世はまさにインターネット時代。そこでT-con 2003では、ウェブサイトの申し込みフォームを利用しての参加申し込みを積極的にお受けしています。 いちいち実行委員会から資料を取り寄せなくとも、あなたのお近くのパソコンから手軽に参加申し込みができます。当然、カードでのお支払いもOKです。 もちろん、従来型の申し込み用紙も準備していますので、ご都合に合わせてお選びいただくことができます。 |
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3.意外と行きやすいんですよ | |||||
さらに第三としては、会場である栃木県塩原温泉までの手軽な交通アクセスを確保し、ご案内することです。 現在、東京駅と新宿駅からは首都圏と塩原を結ぶ直行バス「もみじ号」が運行されています。乗ってしまいさえすればこっちのもの……。あとは寝ていても、バスが無事に会場のホテルまで送り届けてくれます。 東北新幹線でも、那須塩原駅からはホテルの送迎バスがご利用いただけます。 もちろん、自動車やバイクでもOK。日光の山並みを見ながらドライブ、というのもいいですね。 |
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今、すべての力を楽しいSF大会の実現に向けて! |
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私たちは2泊3日、延べ40時間にわたって展開されるSF大会を構想するにあたって、私たちがもっている力のすべてを「楽しめる大会」の企画内容づくりに向けたいと考えました。そして同時に、参加者の皆さんが3日間安心してSF漬けになっていただける環境を整えるために、従来からの運営事務の在り方を思いきって変えることにしました。 |
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1. 宿泊のお世話はプロが担当 | |||||
まず、宿泊や交通アクセスといった部分については、専門の旅行会社・日本旅行に委託しています。「餅は餅屋」という諺がありますが、参加される皆さんが3日間ゆっくりくつろいで過ごせる環境づくりは、国内有数の旅行代理が責任をもってお手伝い致します。 |
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2. 運営組織は全国に展開 | |||||
次に、企画の立案や広報宣伝、事務作業等、大会の運営にかかわるあらゆる段階で電子メールを媒介としたネットワークを確立し、活用することです。 電子メールでのやりとりが日常化している現在でも、「膝突き合わせての相談」は重要です。そのために定期的なスタッフ会議が行われています。しかし同時に私たちは、できるだけ多くの方にスタッフとして運営に参画していただきたいと思っています。 そのための手段の一つとして、T-con 2003では、電子メールのネットワーク上に実行委員会の「核」を置いています。 Contact@t-con2003.gr.jpにアクセスするだけで、全国どこにいても大会の運営に参画できる……。ちょっとワクワクしませんか? |
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3.新しくて懐かしいSF大会を目指して | |||||
私たちスタッフは限られた時間の中で精一杯、楽しいSF大会、思い出に残るSF大会、ちょっとビックリできるSF大会を作り上げます。 これまでのSF大会で工夫され積み上げられてきた知恵に学びつつ、さらに新しく、そして少し懐かしい形のSF大会を提案していきます。 2泊3日、寝ても覚めてもSF大会は、全国のSF仲間が1年ぶりに共有する時空間。 企画はいっぱい、時間はたっぷり、温泉にどっぷり……のT-con 2003へ、ぜひご参加ください。 |
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T-con 2003について、概要をまとめました。 | |||||
2003年7月19日〜21日
2001年6月、ハッピーマンデー法の成立により、国民の祝日「海の日」は、7月第3月曜日になりました。T-con 2003は土・日・祝(海の日)を利用し、2泊3日で開催されます。T-con 2003は土・日・祝(海の日)を利用し、2泊3日で開催されます。 |
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ホテルニュー塩原
T-con 2003の会場となるのは塩原温泉「ホテルニュー塩原」です。ホテルの情報は以下のURLで! |
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2泊3日参加費40,000円
大人1名の参加費40,000円。中高生33,500円。 |
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2泊3日完全合宿型大会
は夜にメイン企画を配した完全合宿型のSFコンベンションです。地方コンベンションのアットホームな雰囲気はそのままに、日本SF大会ならではの企画がずらりと並びます。畳の座敷での企画は、いつの間にか話し込んでしまう合宿ならではの落ち着いた雰囲気を作り出してくれます。風呂上がりに肩の力を抜いて、ゆったりくつろぐと、自然と話が弾み始めます。これがリゾート地での大会ならではの魔術です。 |
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SF大会をふるさとにするために
SF大会の合宿を心のふるさとにしている参加者は意外と多いものです。普段頑張って頑張って、フッと気持ちを休めに帰ってくる場所。友達が待っているところ。T-con 2003は、そんな心のふるさとを目指しています。 |
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SF大会「とちぎSFファン合宿 T-con 2003」は、とことん夜の空間を極める2泊の合宿大会です。合宿だからできること、2泊でなければできないこと、精一杯詰め込ませていただきます。 合宿はいいですよ。その証拠に年次地方コンの大半は、合宿形式ですしね。なんと言っても、人の話をゆっくり聞ける。和室での企画なども多いですから、車座になってゆっくり話をすることができるので、いつもなら聞けないような事だって聞きやすい感じになるものです。 SF大会にはいろいろな人が参加します。海外の作品が好きな人、国内の作品が好きな人、マンガが、アニメが、特撮が好きな人…。作家や編集者・監督・プロデューサーなど、SFにかかわりのある作品を作る側の人、批評家やコレクター・同人誌の編集をしている人など、作品の受け手であると同時に、それを何らかの形で表現している人、形にして表現はしていなくても、SFという雰囲気が好きな人、人の集まるところが好きな人などが、たくさん参加しています。 そしてみなさん、いろいろなことを知っています。なかには、「何だってこんなことを知っているのだろう」とか、「こんなことまでできるんだ」、という人がいたりします。いろいろ調べたり、研究している人がいるのです。そういった人たちが造ったものを見たり、話をしたり、ゲームをしたり、盛りだくさんの企画に参加して一晩を過ごしていく、そんな空間が出来上がっていくのです。 「合宿」という形式なら、とことん話しこめる空間を提供できる。それを日本大会で実現しようという試みがT-con 2003です。そこに、たくさんの出会いと、語り合える時間を用意したいと思っています。 参加者のみなさんにどんな出会いが待っているのか、終わってみなければわかりません。けれど、大きな規模の合宿です。きっといろいろな人たちと出会えるでしょう。友人の中には、自分の一生に影響を与えてくれる人がいます。そういう人と出会えたら素敵だと思いませんか? T-con 2003ではそんな場を「合宿」を通して提供したいと考えています。 新しい出会いを求めて、ぜひ、T-con 2003に来てください。 |
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